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名称 鹿小路のタブノキ (かなこうじのたぶのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 タブノキ
樹高 15m(注2) 実際はもっと低い
目通り幹囲 5.1m(注2) 案内板では4.5m
推定樹齢 不明
所在地の地名 茨城県常総市内守谷町(注3)
〃 3次メッシュコード 5339−77−77
〃 緯度・経度 北緯35度58分41.8秒
東経139度57分35.9秒
常総市指定天然記念物(1987年10月1日指定)
撮影年月日 2010年2月11日
注1)常総市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境省巨樹データベースより(2000年フォローアップ調査)
注3)2006年1月1日、石下町と合併して常総市に。旧行政区は水海道市(みつかいどうし)
鹿小路集落は鬼怒川右岸の高台。対岸は守谷市である。
高台ゆえ、ここは昔から水害を免れることができたのだろう。標高の高いところを選んで家々が並ぶ。
家並みの一角に丹塗りの不動堂があり、その前にタブノキが1本立っている。
近年まで、もっとも勢いが良かったであろう大きな支幹を失った痕が空洞化している。太い幹は支柱で支えられ、全体に痛々しい姿だ。かつての堂々たる樹容を形成していた本体は、もうすべて死んでしまった、と言っても過言でないかも知れない。
しかし、幸い、若い細枝は多くの元気な葉を繁らせている。そして、根元付近の幹からは、今も新しい枝が萌え出ようとしている。
そう簡単にあきらめてなるものか。タブノキがそう言っているように思えた。 |
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