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名称 金之宮のスダジイ (かんのみやのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 静岡県富士宮市淀師(よどし)金之宮
〃 3次メッシュコード 5238−64−88
〃 緯度・経度 北緯35度14分28.8秒
東経138度36分01.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年3月15日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
金之宮は、JR身延線西富士宮駅の北方約1.8km。県道184号(白糸富士宮線)の北に鎮座する。潤井川(うるいがわ)左岸の富丘(とみおか)小学校からは東に350mほど。
金之宮はこの場所の字名であると同時に神社の名前でもある。
主祭神はコノハナサクヤヒメ。火山である富士山周辺では、この女神を祀る神社が多い。
ほかにカナヤマヒコとカナヤマヒメも祀られていて、これら2神は、イザナミが火の神カグツチを産んだ後、やけどが元で死ぬことになるが、死ぬ前の吐瀉物から生じたとされる神々である(古事記)。従って火・熱の結果として生成するものを扱う人々(製鉄、精錬、鍛冶など)から信仰されることが多いようだ。金之宮の名前も、これら2神に関係するのだろうか。
境内はスギの混じる若いヒノキの人工林。なかにスダジイ巨木が数本。
左図は、社殿に向かって左側。道路から見上げる位置に立つ。大枝を多く残し、樹勢も良さそうなので、代表として登場して貰った。
ほかに、社殿の左斜め後方に立つシイも大きい。測ってみなかったが、太さだけを比べれば左図のシイより大きいのかも知れない。(「少し大きめの画像」に写真あり) |
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