サイトのシンボル

名称 白山神社の大杉 (はくさんじんじゃのおすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 岐阜県美濃加茂市三和町廿屋(みわちょうつづや)上廿屋
 
〃 3次メッシュコード 5337−20−43
 
〃 緯度・経度 北緯35度32分33秒
           東経137度02分17秒
美濃加茂市指定天然記念物
撮影年月日 2004年8月9日

注1)美濃加茂市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による





 美濃加茂市中心部から、直線距離にして北へ11km、武儀町と稜線を共有する山中に、上廿屋(かみつづや)の白山神社がある。
 大杉は社殿の背後。ほかのスギたちに比べ、頭一つ抜きん出ているので、すぐにわかる。
 ところで、境内入口に、「ヘボ増殖につき蜂の巣を採らないで下さい」と立札があった。ヘボとは、この地方の方言で、クロスズメバチのことである。
 以前、テレビでヘボ採りの様子を見たことがある。目印を付けた肉塊を巣に運ぶハチの行方を追うために、大の男が子供のように野山を走り回る。見失ったらそれまで。障害物もなんのその、身体中、擦り傷だらけになって追いかける。
 無愛想なスギも、そのときばかりは梢を揺らして笑うのではなかろうか。
 
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