ページタイトル:上砥川八幡神社のクスノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:上砥川八幡神社のクスノキ(幹と並ぶ) 名称 上砥川八幡神社のクスノキ
    (かみとがわはちまんじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 6.3m(注1)
推定樹齢 600年(注2)
所在地の地名 佐賀県小城市牛津町上砥川内砥川(注3)
 〃 3次メッシュコード 4930−61−73
 〃 緯度・経度 北緯33度13分57.9秒
           東経130度10分15.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年3月22日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)佐賀県が設置した「佐賀の名木・古木」樹名板による
注3)2005年3月1日、小城郡内の4町が合併して小城市誕生。旧行政区は小城郡牛津町





 内砥川の集落は、旧牛津町では西端にあたり、大平山(270m)、御岳山(243m)の二つの山を背にする広くて浅い谷にある。集落を囲むように、大きな農業用溜池が3つあるが、そのうちの一つ、源五郎池の近くに八幡神社が鎮座している。
 標記のクスノキは本殿の後方。
 注連縄だけでも神木として大切にされているのがわかるが、さらに根元には、「御神木」と刻んだ古い板碑が立てかけてあった。
 境内には、その他にも、元気の良いイチイガシやクスノキ。私が住む新潟県では見られない樹木が多い。
 樹木以外でも、小城市指定文化財の肥前鳥居をはじめ、まるでシャチホコのような姿の狛犬、両端を長く垂らす注連縄の飾り方など、この地方ならではの様式に心引かれる。
 ちょっとしたエトランゼ気分を味わうことが出来た。
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