ページタイトル:上玉来の大スギ 当サイトのシンボル

画像:上玉来の大スギ(全景)

画像:上玉来の大スギ
名称 上玉来の大スギ (かみたまらいのおおすぎ)
名称の典拠 「地域発 ふるさとの自然と文化」(注1)
樹種 スギ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 9.3m(注2)
推定樹齢 400年(注3)
所在地の地名 熊本県阿蘇郡高森町尾下(上玉来)
 〃 3次メッシュコード 4931−21−47
 〃 緯度・経度 北緯32度52分13.3秒
           東経131度12分51.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年8月2日

注1)熊本県公式ホームページのコンテンツの一つ
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)上記「地域発 ふるさとの自然と文化」による





 写真で見た上玉来の大杉は、横に遠くまで伸ばした大枝が支幹化し、それが何本も林立して、森のような姿の大杉だった。ウラスギの長(おさ)のような風格があった。
 それが、すっかり違う姿になっていた。まるで宮崎駿のアニメ映画の中に入り込んだよう。大スギを特徴づけた横枝は、ほとんど全てを切られ、ツリーハウスに変わっていた。
 いったいこの大杉に、何があったのだろうか。
 帰宅後、ネットで調べてみると、台風で被害を受け、伐採されるところだったのを買い上げられ、今のような姿になったらしい。
 根元から伐採しなければならないほどの様子でもなさそうに見えるのだが、大杉は個人の所有物であり、文化財指定も受けていなかったので、台風被害の補修、維持等は自費で賄わなくてはならない。そんなことも無関係ではあるまい。
 とにかく、新潟県からはるばる会いに来た者にとっては、まるでキツネにつままれたようであった。
 
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