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名称 上立杭の大アベマキ (かみたちくいのおおあべまき) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 アベマキ 樹高 28m(注2) 目通り幹囲 5.4m(注2) 推定樹齢 500年(注2) 所在地の地名 兵庫県丹波篠山市今田町上立杭(注3) 〃 3次メッシュコード 5238−31−70 〃 緯度・経度 北緯34度58分50.8秒 東経135度07分40.7秒 兵庫県指定天然記念物(1995年3月28日指定) 撮影年月日 2015年7月24日 注2)篠山市公式ウェブサイト中、文化財紹介ページによる 注3)2019年5月1日、市名を篠山市から丹波篠山市に変更 今田町(こんだちょう)は立杭焼(たちくいやき。丹波焼ともいう)の里として知られる。 篠山市の産業振興施設「立杭陶の郷」によれば、立杭焼は平安末期から鎌倉時代に起源を持つらしい。以来、技術は営々と受け継がれ、昭和53年(1978)には、当時の通産大臣から、「丹波立杭焼」の名称で伝統的工芸品に指定されている。 その窯元が並ぶのが、四斗谷川(しとだにがわ)右岸山裾に細長く広がる立杭である。 立杭は、上立杭と下立杭に大きく二分され、上立杭の中ほどに陶器神社がある。また、神社の南方100m程の所には、長さ47mの登窯(のぼりがま)がある。 先代の登窯は明治28年(1895)年の築造。長く使っているうちに傷みがひどくなり、平成26年(2014)から全面改修に入った。訪問時は、ちょうどその最中(さなか)。平成27年(2015)11月21日が初窯焚きの予定という。 アベマキの話が遅くなった。 標記のアベマキは、その登窯から道を挟んで北側。従って、観光案内図では、登窯を目当てにすればよい。 もっとも、集落の下を南北に走る県道292号(下立杭柏原線)からは、登窯よりもアベマキの方がはっきり見えるが。(脇見運転注意) ※2023年9月19日未明に倒壊。樹木医からは「弱ってきている」と指摘されていたそうだ。幸い民家や登窯には被害が無かったという。(神戸新聞のウェブ記事による)(2023/10/19追記) |
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