ページタイトル:上小山田のカヤ 当サイトのシンボル

画像:上小山田のカヤ(幹と並ぶ)

画像:上小山田のカヤ(全景)
名称 上小山田のカヤ (かみおやまだのかや)
名称の典拠 「緑の文化財」(注1)
樹種 カヤ
樹高 14m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 700年(注3)
所在地の地名 福島県須賀川市上小山田
 〃 3次メッシュコード 5540−73−26
 〃 緯度・経度 北緯37度16分10.6秒
           東経140度27分10.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年10月29日

注1)1983年3月に福島県総合緑化センターが刊行(福島県監修)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記「緑の文化財」による





 大東小学校上山田分校の北西、取上川に架かる岩倉橋の近くに、このカヤが立っている。まず上山田分校を目指し、そのあたりの道路上から周囲を見渡せば、道路脇の塚上に立つカヤの姿が認められると思う。
 根元には二十三夜塔やら、馬頭観音やら、工事記念碑やら、はては大黒天像まで、様々な石塔や石仏が見られる。カヤは、この集落に住む人々にとって、拠り所だということなのだろう。
 「緑の文化財」には、キヅタが巻き付いている写真が掲載されているが、いまは取り払われて、すっきりした姿のカヤを見ることが出来る。
 天明(1781〜89)の飢饉では、このカヤの実で飢えをしのいだという話も伝わっているようだ。
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