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名称 お神明の三本松 (おしんめいのさんぼんまつ)
名称の典拠 天然記念物指定名称(注1)
樹種 アカマツ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 4.8m(注2)
推定樹齢 350年(注2)
所在地の地名 長野県佐久市上小田切(十二新田)(注3)
〃 3次メッシュコード 5438−23−05
〃 緯度・経度 北緯36度10分30.3秒
東経138度26分23.1秒
佐久市指定天然記念物(1972年5月5日指定)
撮影年月日 2016年8月7日
注1)現地の標柱では「御神明の三本松」と「御」が漢字だが、天然記念物としての名前はひらがな
注2)佐久市公式ウェブサイトの文化財紹介ページによる
注3)2005年4月1日、佐久市に合併。旧行政区は南佐久郡臼田町
国道141号(臼田バイパス)「下小田切」交差点で県道121号(上小田切臼田停車場線)に入り、片貝川の谷奥に向かって4〜5kmほど走る。バスの終点(上小田切バス停)を過ぎて約200m、右手の路傍に3幹のアカマツが立っている。
樹名の「お神明」は地名。
佐久市の文化財紹介ページの説明を引用すると、『字「神明」は、この地域の開拓当初の承応3年(1654)水帳にも載る地名で、当初に神明社(伊勢神宮)を祀り、神に事業の成功を祈り開拓事業に臨んだものと思われる。今もこの地を「お神明」と呼んでおり、住民は村の歴史とともに、この赤松を神木として大切にしてきている』とのことである。
根元で3幹に分かれたアカマツで、分岐前の最も細いところの幹囲は438cm。高地側1.3mの高さにおける全体の輪郭は498cmであった。(いずれも実測値)
各地の松が松枯病で失われるなか、今も元気が良さそうで嬉しい。
一応、周囲は切り開かれているのだが、樹冠を含めた三本松の全体像を捉え難いのが残念。 |
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