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名称 上中斉の夫婦桂
(かみなかさいのめおとかつら)
名称の典拠 「日本の巨樹・巨木林」(注1)
樹種 カツラ
樹高 22m/22m(注2)
目通り幹囲 8.0m/6.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 岩手県遠野市宮守町達曽部(中斉)(注3)
〃 3次メッシュコード 5941−03−91
〃 緯度・経度 北緯39度24分51.4秒
東経141度23分14.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2008年8月7日
注1)1991年に旧環境庁が刊行
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)2005年10月1日、遠野市に合併。旧行政区は上閉伊郡宮守村
旧宮守村北部、達曽部川(たっそべがわ)左岸の使われなくなった水車小屋の脇に2本のカツラが立っている(県道160号=土淵達曽部線からも姿が見える)。上記データは、前者が向かって右、後者が向かって左の個体のデータである。
根元を水が流れている。さらに、カツラのところには湧水もあるように見える。背後にも流れがあり、こちらは水車に導かれている(水車は固定されていて、回らない)。このあたりは透明な水が豊富で羨ましい。
それぞれの桂に一つずつ、小さな祠が置かれている。祠の位置や向きから想像すると、カツラが先で、祠が後なのでなかろうか。注連縄はないが、カツラは信仰対象とされているのだろう。
付近に視界を遮るものがなく、ランドマークと言っても良さそうなカツラである。 |
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