ページタイトル:上十町のイチイガシ 当サイトのシンボル

画像:上十町のイチイガシ(幹と並ぶ)


画像:上十町のイチイガシ
名称 上十町のイチイガシ
    (かみじっちょうのいちいがし)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチイガシ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 8.5m(注2)
推定樹齢 伝承800年(注2)
所在地の地名 熊本県玉名郡和水町上十町(注3)
 〃 3次メッシュコード 4930−55−11
 〃 緯度・経度 北緯33度06分05.7秒
           東経130度38分37.3秒
熊本県指定天然記念物(1965年2月25日指定)
撮影年月日 2011年8月5日

注1)三加和町教育委員会が設置(設置年月不詳)。その後、三加和町を和水町に訂正。なお天然記念物指定名称は「上十町権現のイチイガシ」で、「権現」の文字が入る
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)2006年3月1日、菊町と三加町が合併して和水町(なごみまち)誕生。旧行政区は玉名郡三加和町





 福岡県との県境をなす猿懸峠(さるかけとうげ)に向かう県道6号は、いよいよ登りにかかる直前、猿懸集落のところで十町川を渡る。その直後、左に向かう分岐路があり、その丁字路付近から、集落の北側高台にイチイガシの大きな樹冠が見える。
 少し広い路肩に車を停め、猿懸熊野座神社(上十町権現)の石段を上る。社殿に達して左手を見ると、少し離れた杉林のなかに、イチイガシの大きな姿が見える。
 下枝がなく、ひょろっと背が高いので、遠目にはそれほど大きく感じなかったが、近くで見ると、やはり大きい。特に、斜面下方から見たときの迫力はすばらしい。
 上空に、太い枝も数本残っている。見上げると、大枝1本だけで、並のイチイガシの太さを超えそうだ。
 2002年刊行の環境省「巨樹・巨木林フォローアップ調査報告書」で、全国第2位とされたイチイガシである。
 
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