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名称 上法万のはねり (かみほうまんのはねり)
名称の典拠 「日本の巨樹・巨木林」(注1)
樹種 タブノキ
樹高 17m(注2)
目通り幹囲 5.9m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 鳥取県東伯郡琴浦町法万(上法万)(注3)
〃 3次メッシュコード 5333−15−25
〃 緯度・経度 北緯35度26分31.7秒
東経133度41分34.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年4月11日(左の画像)
2020年10月17日
注1)1991年に旧環境庁が刊行
注2)上記の「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2004年9月1日、東伯郡内の2町が合併して琴浦町誕生。旧行政区は東伯郡東伯町
加勢蛇川(かせいちがわ)右岸、上法万集落を北東から南西に向けて貫く生活道路の南西側出口のところに共同墓地があり、そこにこのタブノキが立っている。(「はねり」とは、この地におけるタブノキの別称)
訪れたのは晴天の土曜日。お墓を掃除するために来られたのか、人影がちらほら見える。簡単な挨拶を交わしながら、タブノキを目指した。
タブノキは墓地の最奥部。その先は加勢蛇川に落ちる斜面だ。タブノキのところまで水音が聞こえる。
地上2mほどで、たくさんの大枝を広げている。そして幅広の大きな樹冠を支えている。
あまり手入れをされた様子は見えない。これが、この木本来の姿なのだろう。堂々と力強い。
幹には多数の蔓が絡みついている。この模様がタブノキに趣きを添えていると見えなくもないが、タブノキにしてみれば、あまり有り難くないことに違いない。
せめてこれらの蔓だけでも、除去してやってはどうだろうか。 |
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