ページタイトル:薬師の大いちょう 当サイトのシンボル

画像:薬師の大いちょう(幹と並ぶ)


画像:薬師の大いちょう(全景)
名称 薬師の大いちょう (やくしのおおいちょう)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 イチョウ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 6.9m(注2)
推定樹齢 500〜600年(注3)
所在地の地名 愛媛県喜多郡内子町上川(薬師堂)(注4)
 〃 3次メッシュコード 5032−26−88
 〃 緯度・経度 北緯33度34分38.6秒
           東経132度51分34.4秒
内子町指定天然記念物(1997年9月1日指定)
撮影年月日 2013年5月17日

注1)内子町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)旧小田町教育委員会が設置した案内板による(設置年月不詳)
注4)2005年1月1日、旧「内子町」を含む2郡3町が合併して新「内子町」誕生。旧行政区は上浮穴郡小田町





 旧小田町中心部から小田川に沿って上流に向かうと、地名が本川、中川、上川と変化してゆく。
 小田川と並走する県道211号(美川小田線)の路傍に、この大イチョウが立つ。上流を目指すと、自然に下図の姿が正面に見えてくる。
 幹の太さに比して小さめの、整った美しい樹冠を戴くイチョウだ。盆栽のような姿とも言える。
 それもそのはず、これは、大枝を全て伐採する強剪定がなされたあと、若い枝が伸びて作った形だからである。(近くにお住まいの熟年婦人から伺った話では、嫁いでこの方、2度強剪定されたそうだ) イチョウは生命力が強く、このようなことが可能なのだ。
 イチョウの傍らの建物は薬師堂。「薬師如来」「弘法大師」と並記した額が掛かっている。この場所の地名も薬師堂。
 そのため、「薬師堂のイチョウ」と呼ばれることもある。
 
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