ページタイトル:上代阿蘇神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:上代阿蘇神社のクスノキ


画像:上代阿蘇神社のクスノキ(枝に止まるアオバズク)    
名称 上代阿蘇神社のクスノキ
    (かみだいあそじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 26m(注1)
目通り幹囲 8.1m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 熊本県熊本市西区上代3丁目(注2)
 〃 3次メッシュコード 4930−15−33
 〃 緯度・経度 北緯32度46分51.9秒
           東経130度40分01.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年8月6日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)2012年4月1日、政令指定都市への移行に伴い、住所表示が一部変更された





 独鈷山(118m)と城山(47m)を結ぶ線分を一辺とする正三角形の、もう一つの頂点の位置に上代阿蘇神社がある。周辺は、閑静な住宅地。
 訪ねてみると、先客が3名。拝殿の前に腰を掛け、小声で談笑しておられた。撮影に来られたらしい。三脚に据えられたカメラの望遠レンズは、みな同じ方向を向いている。私も小さな声で、「フクロウですか?」と、仲間入りさせて頂いた。
 指さして教えて下さった先にはアオバズクが4羽。慣れればそう難しくないのだろうが、こちらはバードウォッチングなどやったことがない。とまっている位置を詳しく説明してくださるのだが、見つけるのにずいぶん時間がかかった。
 眠っているのか、みなじっと動かない。これなら私でも撮れそうだ。車まで三脚と望遠レンズを取りに戻り、私のカメラも隣に並ぶ。
 4羽のうちの3羽が雛鳥で、1羽はその親だという。そういえば、羽の色がちょっと違う。
 しばらく待って、ようやく親鳥だけが目を開いてくれた。雛はついに眠ったままだった。
 なかの一人が巨木にも詳しく、私の計画表を見て、探訪予定の木について、いろいろ教えて下さった。バードウォッチングでも、どこにどんな巨木があるか知っている必要があるということなのだろう。
 アオバズクが営巣した大クスノキは、拝殿に向かって左手前。境内広場に、にょきっと突っ立っている。
 しっかり地を掴んだ根から立ち上がり、途中からは4幹に分かれ、大きな樹冠を戴いている。樹勢も良好そうだ。
 まだまだ大きくなりそうな勢いである。
 
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