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名称 上有福のイチョウ (かみありふくのいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 14.0m(注2)
推定樹齢 1000年(注3)
所在地の地名 島根県江津市有福温泉町
〃 3次メッシュコード 5232−31−36
〃 緯度・経度 北緯34度56分47.1秒
東経132度12分02.2秒
江津市指定天然記念物(1975年12月1日指定)
撮影年月日 2011年8月20日
注1)江津市と江津市教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)上記案内板による
温泉街としての有福温泉とは対岸に当たる敬川(うやがわ)右岸高台に立つイチョウ。県道300号(跡市波子停車場線)からは有福温泉公民館の屋根越しに樹冠が見える。(公民館の反対側は有福駐在所なので、交番を目当てにするのも可)
地名がそうなのだから、当然と言えば当然だが、このあたりでは「有福」という文字をよく目にする。何につけても「福が有る」と言われて悪い気はしない。
案内板によれば、イチョウは別府山八幡宮の神木で、「銀杏大明神」と呼ばれていたようだ。注連縄はないが、根元の小さな祠が神木であることを物語っている。
伝説では、神代の昔、天の神様が雌雄2粒の種を落とし、雌木が生えたところを都にすると言ったとか。
そのうちの雄木がこのイチョウだという。
都になることができず、残念なことをした。 |
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