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名称 亀鶴山八幡神社のスギ
(かめつるやまはちまんじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 43m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 広島県神石郡神石高原町油木(注2)
〃 3次メッシュコード 5233−12−32
〃 緯度・経度 北緯34度46分54秒
東経133度16分23秒
広島県指定天然記念物(1957年2月5日、「油木八幡の社叢」の名称で境内林全体を一括指定)
撮影年月日 2013年5月23日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)2004年11月5日、神石郡内の3町1村が合併して神石高原町が誕生。旧行政区は神石郡油木町
油木小学校の北を通って北西に向かうと、約400mで亀鶴山八幡神社の赤い鳥居の前に出る。
道の北側が亀山、南側は鶴山と呼ばれている。カメもツルも長寿円満のシンボルで、縁起が良いことから名付けられたのだろう。両者をまとめて呼ぶときは鶴亀(つるかめ)と呼ぶものだと思い込んでいたが、ここでは亀鶴(かめつる)である。
南北に細長い社叢が、昭和32年(1957)、広島県から天然記念物指定を受けた。
県のウェブサイトの説明では、胸高幹囲1m以上の樹木が約750本。訪問時現在、環境省の巨樹データベースには3m以上が16本登録されている(登録後、既に失われたものもあるようだが)。なかなかの森である。昭和50年(1975)には県の緑地環境保全地域にも指定された。
標記の大杉は、北側(つまり亀山)の参道の奥。拝殿に向かって左側に立っている。
神社の由緒書に、名和長年(なわながとし)とその従者3名によって1千本の苗木が植えられたことが記されているらしい。元弘年中(1331〜34)のことだという(これも上記ウェブサイトより)。
このスギもそのうちの1本だと伝えられている。 |
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