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名称 亀岡公園のイヌマキ
(かめおかこうえんのいぬまき)
名称の典拠 なし
樹種 イヌマキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 7.1m(注1)
推定樹齢 400年以上(注2)
所在地の地名 長崎県平戸市岩の上町
〃 3次メッシュコード 5029−04−34
〃 緯度・経度 北緯33度22分01秒
東経129度33分23秒
長崎県指定天然記念物(1954年12月21日、「亀岡のまき並木」として全部で24本のイヌマキが指定されたようだ)
撮影年月日 2015年4月1日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)現地の案内板(平戸市が設置?)による
平戸城が聳える高台一帯が亀岡公園である。
園内には、かつての姿を模して昭和37年(1962)に作られた天守閣や、明治11年(1878)遷座の亀岡神社があり、また、桜の名所としても知られ、昭和7年(1932)春に当地を訪れたときに詠んだ山頭火の句碑もある。(花見には少し早かったようだが)
そして、県天然記念物のイヌマキ並木が見られる公園でもある。
江戸時代の姿を想像すれば、ニの大手門から本丸門に至る途中に、2列のイヌマキ並木があったようだ。
天守閣に向かって右側の列は、現在の亀岡神社表参道に沿って並び、途中、境内社の住吉神社のところで、L字形に曲がっている。その曲がった先の端に立つ1本がもっとも大きい。(左図)
巨木紹介のサイトであるから、どうしても1本の巨木に注目することになるが、並木全体を見ても、素晴らしいイヌマキ群である。一見の価値ありと思う。
この並木は市民の誇りでもあるようで、「マキ」(イヌマキ)は、平戸市の木とされている。 |
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