ページタイトル:鎌地蔵のスギ 当サイトのシンボル

画像:鎌地蔵のスギ(幹と並ぶ)

画像:鎌地蔵のスギ(全景)
名称 鎌地蔵のスギ (かまじぞうのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5m(注1)
推定樹齢 200年(注2)
所在地の地名 三重県熊野市飛鳥町小又
 〃 3次メッシュコード 5036−71−50
 〃 緯度・経度 北緯33度58分08.2秒
           東経136度07分37.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年6月13日

注1)目分量値
注2)「乳地蔵」「鎌地蔵」についての説明板より





 国道42号沿いの道の駅「熊野きのくに」から500mほど南にあたる地点から、大又川の支流小又川に沿って東に向かう。
 はじめ左岸を走っていた道が右岸に移り、谷が一層狭くなって間もなく、前方に、一見してマツかと見紛うような樹形のスギが見えてくる(下図)。
 スギは道路の北側、一段高くなった場所に立っている。
 大した高低差ではないが、スギまでは立派な階段がある。地元の人にとって、大切な場所であるようだ。
 階段の入口に木製の標柱が設置され、それには「かまぢぞう様」と大書されていた。
 スギの根元に、小さな地蔵さんが安置されている。そして傍らに、「一、乳地蔵、乳を授けてくれる地蔵様/一、鎌地蔵、山林仕事に使ふ鎌を祀った地蔵様」と記した案内板がある。いずれも余所ではあまり見られない御利益をもたらすお地蔵さんである。ここには独特の地蔵信仰があるらしい。
 見るところ、お地蔵さんと大杉とでは、スギの方がはるかに先輩のように見受けたが、実際はどうなのだろうか。
 いずれにしろ、立派な階段にもかかわらず、こんな奥まった所まで訪ねてくる人は、そう多くはなさそうだ。 
 
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