ページタイトル:釜房公会堂の桜 当サイトのシンボル

画像:釜房公会堂の桜

画像:釜房公会堂の桜(全景)
名称 釜房公会堂の桜 (かまぶさこうかいどうのさくら)
名称の典拠 なし
樹種 ソメイヨシノ
樹高 不明
目通り幹囲 3.9m(注1)
推定樹齢 100年未満(注2)
所在地の地名 長野県小県郡青木村沓掛(釜房)
 〃 3次メッシュコード 5438−40−09
 〃 緯度・経度 北緯36度20分21.2秒
           東経138度07分00.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年4月22日

注1)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測
注2)現地での聞き取り調査による





 青木村の沓掛(くつかけ)温泉から、大明神岳(1232m)の東側山腹を通り、上田市(旧丸子町)の鹿教湯(かけゆ)温泉に抜ける道がある。長野県道12号(丸子信州新線)だ。
 この日の桜巡りで県道を南下する際、峠に向かう登り道の途中で、この桜を見つけた。
 ソメイヨシノだった。信州の山中で、ソメイヨシノの一本桜とは珍しい。花は3分咲きほど。
 近くにお住まいのご婦人から伺った話では、昭和初期に植えられたとのこと。
 全国各地、観桜会で賑わう桜の名所の大半は、昭和に入って植えられたソメイヨシノだ。同一環境にあるソメイヨシノは、みな一斉に満開を迎えるため、華やかさがいっそう際立つ。それが好まれたのだろう。
 それらのうち、健康に育ち続けた個体は、もう幹囲3mを超えているはずだ。従って、全国のソメイヨシノ巨木は、環境省巨樹データベースに載る数より、はるかに多いと思われる。
 この一本桜も、幹回り実測値は392cm。昭和初期に植えられたソメイヨシノとしては頷けるサイズである。(だから、この大きさはそれほど珍しいわけではない)
 でも、走行中、突然こんな一本桜が目に入ってくると、やはり一種の感動を覚える。
 天気予報では早朝から晴れということだったのだが、厚い雲がなかなか晴れず、寂しげな写真になってしまったのが残念。
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