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名称 隠尾八幡宮の大杉
(かくりょうはちまんぐうのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 24m(注2)
目通り幹囲 5.4m(注2)
推定樹齢 300年以上(注3)
所在地の地名 富山県砺波市庄川町隠尾(注4)
〃 3次メッシュコード 5437−60−81
〃 緯度・経度 北緯36度34分30秒
東経137度00分48秒
庄川町指定天然記念物(1987年3月指定)(注4)(注5)
撮影年月日 2003年5月17日
注1)1987年3月に庄川町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)現地の案内板、および庄川町ホームページ内の「庄川百景」による
注4)2004年11月1日、東礪波郡庄川町は砺波市に合併した
注5)天然記念物指定名称は「隠尾八幡宮の大杉と社叢」
隠尾(かくりょう)は鉢伏山(510m)の南麓。なんとなく隠れ里を連想させる名のとおり、集落は谷間にひっそりと佇んでいる。(ちなみに鉢伏山を巻いて走る県道346号(冬季は閉鎖)からは礪波平野の散村の様子がよく眺められる)
八幡宮は集落の南の端。境内は全体に巨木が多いが、そのなかでも社殿後方の盛土の上に立つ3本の大杉が目につく。最大の杉は上の写真で左から2番目に見える、いかにも古びた姿の杉。上に示したデータはこの杉のもの。下の写真では、残る2本が手前に並び、最大の杉は、2本の幹の間を透かして見えている。
この盛土は円墳のように見えなくもない。第98代長慶天皇(在位1368〜83)の陵墓だとする説もあるという。 |
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