ページタイトル:鍛冶屋の一本松 当サイトのシンボル

画像:鍛冶屋の一本松

画像:鍛冶屋の一本松(全景)
名称 鍛冶屋の一本松 (かじやのいっぽんまつ)
名称の典拠 「青森県里山の巨樹・古木マップ」(注1)
樹種 クロマツ
樹高 26m(注2)
目通り幹囲 4.3m(注2)
推定樹齢 500年(注2)
所在地の地名 青森県東津軽郡外ヶ浜町蟹田字鰐ヶ淵(注3)
 〃 3次メッシュコード 6140−45−41
 〃 緯度・経度 北緯41度02分32.2秒
           東経140度38分09.2秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年8月23日

注1)青森県農林水産部林政課が刊行
注2)上記「青森県里山の巨樹・古木マップ」による
注3)2005年3月28日、東津軽郡内の1町2村が合併して外ヶ浜町誕生。旧行政区は東津軽郡蟹田町





 JR津軽線が蟹田駅を出て約700m、蟹田小学校の南で踏切を通過する。一本松は、その踏切近くの交差点に立っている。
 周囲に視界の妨げとなるものがないため、少し遠くからでもよく見える。
 案内板には、所有者の変遷について記されていた。
 元来は、鍛冶屋を営む松田家の所有だった。樹名は最初の所有者に敬意を表して命名されたのだろう(案内板には英語による説明もあり、THE BLACKSMITH'S PINE TREE とあった)。明治26年(1893)、当時の松田家当主弥助氏が、蟹田上町の医師工藤景一氏に売却。代金は58円だったそうだ。
 その後、景一氏のご子息が昭和18年(1943)、蟹田自治会に寄贈、今日に至っている。
 立ち上がって間もなく、3幹に分かれている。3本とも樹勢は悪くなさそうなのだが、枝のつき具合に差があり、少々アンバランスな樹冠を戴いている。
 ここは蟹田小学校への入口でもある。
 一本松は、卒業生たちの心に、いつまでも生き続けることだろう。
 
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