ページタイトル:梶ノ木の大スギ 当サイトのシンボル

画像:梶ノ木の大スギ(幹と並ぶ)

画像:梶ノ木の大スギ(残された頂部)
名称 梶ノ木の大スギ (かじのきのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 36m(注2)
目通り幹囲 9.9m(注2)
推定樹齢 800年(注3)
所在地の地名 広島県山県郡安芸太田町梶ノ木(注4)
 〃 3次メッシュコード 5132−71−28
 〃 緯度・経度 北緯34度36分32秒
           東経132度13分53秒
広島県指定天然記念物(1984年1月23日指定)
撮影年月日 2011年7月27日

注1)1985年11月に広島県教育委員会と旧戸河内村教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)上記案内板による
注4)2004年10月1日、山県郡内の2町1村が合併して安芸太田町誕生。旧行政区は山県郡戸河内町





 幹囲だけで言えば、広島県内でナンバーワンの大杉と言える。ご覧の写真からも、その点は納得していただけるのでないだろうか。
 昔の大スギの写真を見ると、かつては地上3mほどの高さで複数幹に分かれ、幅広の大きな樹冠を有していたようだ。
 しかし、現在、残る支幹は2本のみ。弱々しい樹冠を戴く、寂しい姿になってしまった。平成3年(1991)の台風19号による強風で、大部分の幹が折れてしまったということだ。
 ところで、「梶ノ木の大スギ」の名称は、大スギが立つ集落名から名付けられたのだと思うが、その根元は梶木家の墓所でもある。
 旧環境庁資料では、大スギは個人の所有物だとされているので、大スギの持ち主の名前も梶木さんである可能性がありそうだ。
 
ボタン:広島県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る