|
|
|
名称 大山祇神社のスダジイ
(おおやまづみじんじゃのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 8.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長崎県佐世保市世知原町開作(せちばるちょうかいさく)(注2)
〃 3次メッシュコード 4929−66−82
〃 緯度・経度 北緯33度14分17秒
東経129度46分40秒
長崎県指定天然記念物(1972年2月4日、「世知原の大山祇神社社叢」の名称で約1ヘクタールの境内林全体を指定))
撮影年月日 2015年3月31日
注1)左図の標識による
注2)2005年4月1日、佐世保市に合併。旧行政区は北松浦郡世知原町
県道54号(栗木吉井線)沿い、旧世知原町の上野原と開作の境界付近に大山祇神社がある。
自然林の雰囲気濃厚な境内林(約1ヘクタール)は長崎県指定天然記念物。そこに長崎県内随一のスダジイ巨木(左上図)が潜む。
本殿の背後、社殿から離れた斜面上に立っている。
シイのところから社殿の屋根が見えるので、裏山に目を凝らせば社殿側からもシイが見える可能性があるが、恐らく、急斜面を藪こぎすることに躊躇されることだろう。
しかし、直登の必要はない。
県道から神社を見ると、右手に少し離れて遊歩道の入口がある。この遊歩道を道なりに進んで行くと、スダジイのすぐ後方に出る。(さらに進むと、すぐ先で「山暖簾(やまのれん)」という名の公共温泉施設近くの道路に出る)
大シイは、斜面上部でしっかり踏ん張っている。太さもさることながら、幹の表面に生じた複雑な凹凸もスダジイ長老ならではの風格を感じさせる。
左下図は少し離れて立つ、境内第ニの大シイ(5.3m)。これも遊歩道に近い。岩を抱え、板根が発達している。
いずれの根元にも、標識が設置されていた。
実を言うと、同じ標識が開作地区の主な巨木すべてに設置されている。
地元の自然を愛する人の仕事なのだろうと思われる。 |
|