ページタイトル:偕楽園のハリエンジュ 当サイトのシンボル

画像:偕楽園のハリエンジュ 名称 偕楽園のハリエンジュ
    (かいらくえんのはりえんじゅ)
名称の典拠 なし
樹種 ハリエンジュ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 3.6m(注1)
推定樹齢 100〜199年(注1)
所在地の地名 茨城県水戸市常磐町1丁目
 〃 3次メッシュコード 5440−43−46
 〃 緯度・経度 北緯36度22分27.2秒
           東経140度27分18.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年9月21日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による





 日本三名園の一つ「偕楽園」の東門近くに立つハリエンジュ巨木。
 ハリエンジュは、北米原産の外来植物。名前の通り、枝に鋭いハリ(トゲ)が出来る。明治初期に渡来して以来、短期間で各地に広がり、今ではすっかり帰化したと言ってよさそうだ。別名ニセアカシア。「ニセ(偽)」と冠せられてはいるが、「アカシア蜂蜜」として市販されているのは、この花の蜜である。
 2013年9月現在、環境省巨樹データベースには、この木を含め、ハリエンジュの名で4件、ニセアカシヤ(ア)の名で9件登録されている。渡来後130年ほどしか経っていないので、驚くような巨木はまだ登場していない。幹囲3.6mは、その中でも最大級に相当する。
 しかも、ここでは3本がごく接近して立っている。3.6mは向かって右側。そして同データベースに3.0mとあるのが左側だろう。(中央は3mに満たなかったようで、巨樹の範疇に達していないためデータは掲載されていない)
 これらが3本まとまった景観は、日本国内のハリエンジュ巨木では、最も充実した姿と言えるかも知れない。
 
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