ページタイトル:浄国寺のクスノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:浄国寺のクスノキ 名称 浄国寺のクスノキ (じょうこくじのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 17m(注1)
目通り幹囲 6.2m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 和歌山県海南市黒江
 〃 3次メッシュコード 5135−11−96
 〃 緯度・経度 北緯34度09分48.7秒
           東経135度12分16.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年3月24日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による





 和歌山市との市境をなす船尾山(ふのおさん、154m)南東麓、城山(42m)と向かい合うような位置に、浄土真宗本願寺派天王山浄国寺がある。
 浄国寺は、一時、紀州に於ける浄土真宗の拠点となったことがあるそうで、親しみを込めて、「黒江の御坊さん」と呼ばれることもあるようだ。
 まるで城壁のような高い石垣の途中から、このクスノキが伸びている。明らかに、クスノキの方が石垣よりも先輩である。
 石垣を築くには邪魔になったことだろうが、クスノキは伐らずに残された。その当時、もうかなりの大木になっていたのだろう。
 今のところ、樹勢は良さそうだ。
 大きな樹冠が麓の家々からよく見える。
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