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名称 貝原塚八坂神社のタブノキ
(かいはらつかやさかじんじゃのたぶのき)
名称の典拠 なし
樹種 タブノキ
樹高 18m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 茨城県龍ケ崎市貝原塚町(下貝原塚)
〃 3次メッシュコード 5340−71−26
〃 緯度・経度 北緯35度56分20.9秒
東経140度12分18.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年2月12日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
県道34号(旧道)に面して、「貝原塚」バス停の近くに八坂神社がある。祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)。康平6年(1063)、源頼義が奥州征伐の帰途に創建したと伝えられている。
社殿に向かって右手に、このタブノキが立っている。
タブノキの周囲は緑のグラウンドカバーで覆われ、根元には小さな石祠。きっと大切にされているのだろう。
こころもち斜めに立ち上がり、途中から逆向きに傾きを変えて、全体のバランスをとっている。幹が向きを変えるあたりには、大枝の切断痕がいくつか見られる。低く垂れる枝は、かつて人為的に切られたのかも知れない。
地上3m弱のところにワイヤが巻き付けられている。そしてワイヤの先は本殿裏手のスギに結びつけられている。スギはそれほどの巨木でもないのだが、かなり弱っているようだ。スギの倒壊を防ぐためのワイヤなのだ。
現在のところ、タブノキの方はまずまずの樹勢を保っているようだが、幹には大きなサルノコシカケがついている。中心部は腐朽して、強い力に耐えられる状態でない可能性もある。健康は必ずしも万全ではない。
タブノキから、スギを支える役目を免除してやれないものだろうか。 |
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