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海岸寺入口から南アルプスを望む |
名称 海岸寺仁王門のスギ (かいがんじにおうもんのすぎ) 名称の典拠 なし (私が勝手に命名) 樹種 スギ 樹高 33m(注1) 目通り幹囲 5.2m(注1) 推定樹齢 300年以上(注1) 所在地の地名 山梨県北杜市須玉町上津金(注2) 〃 3次メッシュコード 5338−63−36 〃 緯度・経度 北緯35度52分05.8秒 東経138度26分56.9秒 天然記念物指定等 なし 撮影年月日 2004年3月28日 注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による 注2)平成16年(2004)11月1日、北巨摩郡の7町村が合併して北杜市誕生。旧行政区は北巨摩郡須玉町 臨済宗の古刹、海岸寺の参道石段の途中、仁王門の背後に、3叉に分かれた大杉が立っている。 海岸寺は甲府盆地を見下ろす斜面にあり、その向こうには南アルプスの高峰が連なっている。 その昔は、かなり広大な寺域を有していたようで、700mほど南には、旧参道を飾った大杉が2本残っている。その手前には目通り5m級のモミの大木も見られる。 眺望を求めてか、あるいは立派な観音堂を拝観する目的か、海岸寺の参詣者は多いようだ。 しかし、海岸寺は禅刹である。掲示されてあった言葉を借りれば、「人が生きていく道を静かに考える」場所である。外来者を拒まないことをいいことに、わがまま放題の人もいるのだろうか。同じ掲示板には「静かに参詣して」ほしい旨の注意書きもあった。恥ずかしいことである。 参道にたたずみ、雄大な南アルプスと対峙していれば、謙虚な気持ちが素直に湧いてくるように思うのだが・・・。 |
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