ページタイトル:鹿蒜神社のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:鹿蒜神社のケヤキ 名称 鹿蒜神社のケヤキ (かひるじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 4.9m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 福井県南条郡南越前町南今庄(注2)
 〃 3次メッシュコード 5336−51−15
 〃 緯度・経度 北緯35度45分43.2秒
           東経136度11分28.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年11月14日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2005年1月1日、南条郡内の2町1村が合併して南越前町誕生。旧行政区は南条郡今庄町





 JR北陸本線南今庄(みなみいまじょう)駅の北東750m、鹿蒜川(かひるがわ)左岸に鹿蒜神社が鎮座する。
 拝殿に掲げられた由緒書によると、文武天皇2年(698)に創立、加比留神社とも称した。祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、誉田別尊(ほむだわけのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)の3柱。延喜式内社。
 境内前面、鳥居の右手前に左図のケヤキが立つ。
 折れたから切ったのか、折れる前に切ったのか、詳細は知らないが、樹冠がずいぶん小さく切り詰められている。
 ケヤキの前後にはかなりの高低差がある。斜面上なら高地側の地表面から1.3mの高さで幹囲を測ることになっているが、このケヤキは段差を跨いでいるというより、土留めのような形で、巨体の大部分を低地側にあずけていると言ってよさそうな姿。低地側で測るのが公平なような気がする。
 実を言うと、旧環境庁のデータ登録から30年以上を経て、今は幹囲5mを超えているだろうと思い、実測する予定だった。しかし、低地側で測ろうとすると背後部分は壁に接していてメジャーを回せない。「まぁいいか」ということで、測定は取り止め。
 年齢を重ねて頭の中がぼやけかかってきたせいか、経年変化することが確実であるデータについては、大まかな値で十分という気持が強くなりつつあるように自覚している。かと言って、あまりのサバ読みがあったりすると、ひどく落ち込むこともあるが…。
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