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名称 鹿児島神社のクスノキ
(かごしまじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 26m(注1)
目通り幹囲 6.8m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 鹿児島県鹿児島市草牟田2丁目
〃 3次メッシュコード 4730−34−23
〃 緯度・経度 北緯31度36分34.5秒
東経130度32分22.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年7月27日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
草牟田の護国神社の北西に、鹿児島神社がある。地図で街路の様子を見るに、このあたりは近年になって急に開けてきたところのようだ。
案内板によると、別名を宇治瀬神社(うじせじんじゃ)という。社殿にも、真新しい「宇治瀬大明神」の額が掲げてあった。人々は、親しく「ウッテサァ」と呼ぶのだそうである。この「ウッテサァ」は「宇治瀬様」を薩摩弁で発音したものらしい。
宇治瀬とは、かつての鎮座地である錦江湾の神瀬(かんぜ)の波の渦巻く様とも、以前はこの下を流れていた甲突川の逆巻く早瀬を意味しているとも伝えられているようだ。渦瀬(うずせ)が宇治瀬と変じたものか。
境内の中央に、1本の大クスノキが立っている。
見た感じ、カラッとした環境にあるように思えるのだが、幹の上の方まで緑が這い上がっている。しかし、それが樹勢に悪影響を与えているようには見えない。
天然記念物指定は受けていないが、1974年3月20日、鹿児島市保存樹第1号とされた。 |
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