|
|
|
名称 勝地の大スギ (かっちのおおすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 8.1m(注2)
推定樹齢 400年(注3)
所在地の地名 山形県鶴岡市板井川字勝地(注4)
〃 3次メッシュコード 5739−76−55
〃 緯度・経度 北緯38度37分55.7秒
東経139度48分58.0秒
櫛引町指定天然記念物(1982年3月5日指定)
撮影年月日 2006年9月23日(左写真)
2013年8月4日
注1)櫛引町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記標柱に記された説明より
注4)2005年10月1日、鶴岡市に合併。旧行政区は東田川郡櫛引町
山形自動車道櫛引パーキングエリアの南で高速道を潜り、「かじかの里」に向かう林道を、水無川左岸に沿って西に向かう。
途中から道幅も狭まって、すれ違いもままならなくなり、舗装も切れてしまうが、ゆっくり走れば、乗用車でも走りにくい道ではない。
大杉は高速を潜ってから2km弱。林道のすぐ脇に立っている。ただし、駐車場がないので注意。
ウラスギ(アシウスギ)の仲間と思われる。側枝が大きく発達する典型タイプとは異なり、この個体ではそれほど太くならないが、その代わりに、くねくねと長く伸びて異様な雰囲気を醸している。この枝は、もとはもっと数が多かったようで、幹を詳細に見ると、切断痕の方が多いくらいだ。
周辺は、若いスギの人工林。大杉の周りだけ、空間が確保されている。
標柱の側面に記された説明によれば、このあたりは、もともと、スギの天然林だったらしい。こんなスギがごろごろしていたのだろうか。
融合木のようにも思われる。天然林のなかでも、特に器量が悪かったため、伐採されずに生き残ったのかも知れない。 |
|