|
||||||
名称 鏑木のアラカシ (かぶらきのあらかし) 名称の典拠 天然記念物指定名称 樹種 アラカシ 樹高 15m(注1) 目通り幹囲 5.3m(注1) 推定樹齢 400年(注2) 所在地の地名 群馬県桐生市新里町新川(鏑木)(注3) 〃 3次メッシュコード 5439−52−00 〃 緯度・経度 北緯36度25分27.5秒 東経139度15分19.3秒 桐生市指定天然記念物(1975年9月5日指定) 撮影年月日 2016年10月15日 注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による 注2)桐生市公式ウェブサイトの文化財紹介ページによる 注3)2005年6月13日、桐生市に合併。旧行政区は勢多郡新里村 上毛電鉄新川駅の北北西約700m。鏑木集落を通る2本の道路が直行する交差点の西に、左図のアラカシが立つ。 アラカシが立つのは青く塗られたフェンスの内側。旧家のお屋敷内である。見学の許可をお願いしたところ、奥様から快諾を得ることが出来た。 アラカシは、小さな祠の後ろに立っていた。注連縄はないが、神木同様に扱われているのかも知れない。この家で大切にされていることがわかる。 アラカシは暖かい地方の樹木である。環境省巨樹データベースを見ても、登録されているのは殆どが暖かい地方で、東北からは福島県いわき市の1件のみ。北陸からは皆無。 群馬県では渋川市(旧子持村)の双林寺の千本かしが知られているけれども、これは根元から複数株に分かれていて、1本1本の幹はそんなに太くない。 アラカシの北限に近い環境の中で、これほどの巨木であり、かつこれほどの樹勢を誇っているのは驚きである。 |
||||||