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名称 金谷の城山桜 (かねだにのじょうざんざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 5.8m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 島根県益田市美都町山本(注4)
〃 3次メッシュコード 5131−77−78
〃 緯度・経度 北緯34度38分45.1秒
東経131度59分01.6秒
島根県指定天然記念物(1976年4月30日指定)
撮影年月日 2016年3月28日
注1)2013年3月に益田市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)上記案内板による
注4)2004年11月1日、益田市に合併。旧行政区は美濃郡美都町
県道314号(美都澄川線)は、野々峠を経て美都町山本と匹見町澄川を結んでいる。
国道191号から県道172号、そしてこの県道314号と道路を乗り継ぎながら益田川に沿って南下して行くと、県道314号に移って間もなく、路傍にこのサクラへの案内表示が出ている。
案内に従って右折し、益田川の西を流れる小さな谷に入って行くと、金谷(かねだに)の集落に出る。
城山桜はこの谷と益田川の谷を隔てる峰の上。最も北のピーク上には大元神社があり、そこから一つ南のピークとの鞍部に立っている。金谷集落からも姿が見える。
この付近ではよく知られるサクラのようで、昭文社の県別マップルにも名前が載っている。稜線上に立って、よく目立つこと、なかなかの大桜であること等、有名になるだけの資質を備えているように思われるが、如何せん、道が狭く、駐車場も狭い。花見客は歓迎でも、あまりに多いと困るのかも知れない。
私が訪ねたときは、まだ蕾。例年ならば咲いていてもおかしくない頃だと思ったが、この年は花が遅かったようだ。月曜日だったことでもあり、城山桜を訪ねて来たのは私一人のみ。
案内板によると、サクラが立つ場所には、澄川氏が築いた入船山城の出丸があったらしい。
澄川氏も花見を楽しんだのであろうか。 |
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