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名称 常隆寺のスダジイ (じょうりゅうじのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 兵庫県淡路市久野々(注2)
〃 3次メッシュコード 5134−67−04
〃 緯度・経度 北緯34度30分30秒
東経134度55分28秒
兵庫県指定天然記念物(1974年3月22日、「常隆寺のスダジイ・アカガシ群落」として寺を取り巻く樹林を一括指定。もちろん、この個体も含まれている)
撮影年月日 2012年3月20日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2005年4月1日、津名郡内の5町が合併して淡路市誕生。旧行政区は津名郡北淡町
淡路島北部、神戸淡路鳴門自動車道北淡インターの南東3kmほどのところに、標高515mのピークがある。山頂は「伊勢の森」と呼ばれ、一帯は自然林で覆われている。ここはまた、高野山真言宗栗村山常隆寺の境域でもある。
今は、細いながらも自動車道が切れ、標高500mほどにある常隆寺のすぐ前まで、車で行くことが出来る。
本堂の横手に小さな石鳥居があり、伊勢の森に至る散策路が開いている。(山頂まで、ほんの数分)
散策路から見渡した限りでは、登り始めてすぐ、散策路のすぐ横に枝を伸ばしているスダジイが最大のようだ。
宝形造りの青い屋根を持つ御堂の斜め後方斜面に立っている。御堂の名がわからないので、格子の隙間から覗いてみたら、護摩壇が見えた。
境内に掲げられた縁起には、桓武天皇(在位781〜806)の勅願寺だとある。もう1200年以上もの間、ここで祈祷が行われてきたのだろうか。
ここでは、寺の方が、森の木々たちよりも先輩のようである。 |
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