ページタイトル:定林寺のケヤキ 当サイトのシンボル

画像:定林寺のケヤキ

画像:定林寺のケヤキ(全景)
名称 定林寺のケヤキ (じょうりんじのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 5.9m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 山梨県笛吹市八代町南(注2)
 〃 3次メッシュコード 5238−35−31
 〃 緯度・経度 北緯35度36分54.4秒
           東経138度38分22.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年1月10日

注1)環境省2000年フォローアップ調査データによる
注2)平成16年(2004)10月12日、周辺6町村が合併して笛吹市誕生。旧行政区は東八代郡八代町





 環境省巨樹データベースによると、市天然記念物のカヤが立つ定林寺には、目通り5.9mの大ケヤキもあることになっている。
 境内を探してみると、どうやら、本堂裏に立つこのケヤキが最も大きいと思われる。
 下図でおわかりのように、樹勢が良さそうだ。葉をつける頃には、ケヤキらしい大きな樹冠が見られることだろう。
 ところで、ここ慧光山定林寺には、日蓮縁(ゆかり)の伝承があるようだ。
 文永年間(1264〜75)のこと。巡錫中の日蓮聖人が当地の地蔵堂に泊まった夜、東方の塚から鬼火が立ち上るのを見た。翌日、この塚は、二子(ふたご)を出産したが、難産だったため死んでしまった平家落人の妻子を葬ったものであること。妻子の妄執が鬼火となって、いつまでも村人を悩ませていることを知った聖人は、三日三晩読経をしてこれを済度した。それに感じた早内左ヱ門なる人物が日蓮に帰依し、日林の名を授与されて、自宅を寺にした。これが定林寺の始まりだという。(案内板より)
 現在も、寺から少し東に離れたところに二子塚がある。
 今は、安産守護の御利益を授けてくれるそうである。
 
ボタン:山梨県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る