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名称 浄業寺の銀杏 (じょうごうじのいちょう) 名称の典拠 「老樹名木めぐり」(注1) 樹種 イチョウ 樹高 23m(注2) 今はもっと低い 目通り幹囲 4.8m(注2) 推定樹齢 150年(注3) 所在地の地名 熊本県荒尾市宮内出目(くないでめ) 〃 3次メッシュコード 4930−33−74 〃 緯度・経度 北緯32度59分09.8秒 東経130度26分04.9秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2026年3月14日 注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による 注3)くまもと緑・景観協働機構の「老樹名木ガイド資料」(2023年3月版)による 浄土宗明向山弘蔵院淨(浄)業寺は、荒尾市役所の南東約150m。市街地のお寺である。 境内に2本のイチョウがあり、大きい方は熊本県の「ふるさと熊本の樹木」に登録されている。登録名称は「浄業寺境内の銀杏」(標柱では「銀杏」の部分がカタカナになっているが、県公式ウェブサイトに載る一覧表では漢字表記)。 2本の合体木と思われ、幹の断面はかなり扁平である。見る角度によって太さの印象が少し異なる。テータでは5m未満だが、今は幹囲5mに達しているかも知れない。 ごく最近に強剪定を受けたようで、訪ねた時はご覧の姿。小枝の数もごく僅か。ただし切断面を見る限りでは元気いっぱいのようなので、そう遠くないうちにまたたくさん葉をつけてくれることだろう。 私の目的はイチョウだったが、浄業寺は、古い石塔が多く残っていることで有名なようだ。 浄業寺ができたのは宝治元年(1247)。地頭として武蔵国から玉名郡野原庄に下向した小代重俊(しょうだいしげとし)が一族の菩提寺として創建した。開山は弁智上人。 鎌倉将軍三代の塔をはじめ、小代氏一族、歴住の墓塔など、鎌倉〜室町時代の五輪塔や宝塔・板碑等が、隣接する玉津島神社の南に集まっている。その数百余基。かつてはここも浄業寺の境内だったのだろう。 これらの石塔は一括され、「浄業寺古塔群」の名称で県指定重要文化財。 イチョウについても小代氏との関係が伝えられているのか、「ふるさと熊本の樹木」標柱の側面に、「この銀杏は寺を火災から守るため開基当時に植えられたものと思われる」と記されているが、ちょっと鯖の読み過ぎだろう。それに、そもそも鎌倉時代の日本にイチョウは存在していなかったと私は思っている。 2本の合体木であることも踏まえて、多めに見積もったとしても、上記150年を大きく超えることはないのでなかろうか。 |
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