ページタイトル:浄源寺のモッコク 当サイトのシンボルマーク

画像:浄源寺のモッコク 名称 浄源寺のモッコク (じょうげんじのもっこく)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 モッコク
樹高 10m(注2)
目通り幹囲 2.3m(注3)
推定樹齢 200年(注2)
所在地の地名 鳥取県鳥取市上原(うえばら)
 〃 3次メッシュコード 5334−11−52
 〃 緯度・経度 北緯35度28分02.7秒
           東経134度09分07.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年10月18日

注1)「とっとりの名木100選の樹」であることを示す標柱
注2)鳥取市公式ウェブサイト中、「鳥取市の名木古木」紹介ページによる
注3)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測





 千代川(せんだいがわ)の支流野坂川(のさかがわ)の右岸、県道49号(鳥取河原用瀬線)沿いに上原集落があり、集落の東側、県道から30mほどのところに曹洞宗虫尾山浄源寺がある。
 ちょうどご住職が庭に出ておられて、幹囲測定の許可をいただくとともに、お話を聞くことも出来た。
 かつてはこの近くの虫尾山にあったが、寛政年間(1789〜1801)になってこの地に移転するにあたり、上原(音読みするとジョウゲン)と音が通ずる浄源寺と寺号を定めたという話を聞いたことがおありとのこと。私のように、モッコクを目当てに訪ねて来る者も多いようだ。
 モッコクは本堂前広場の中央に立ち、姿の良い樹冠を戴いている。幹囲はまだ2m台前半ではあるが、モッコクとしてはこれでもなかなかの巨木であり、樹姿はもう大人(たいじん)のそれである。着生したフウランもモッコクに華を添えている。
 鳥取市が設置した案内板には、『「来て見れば庭に一樹浄源寺御法尊き枝葉栄えん」詠人不明の一樹とはこの木斛(モッコク)である』と記されていた。
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