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名称 地蔵森のカゴノキ (じぞうもりのかごのき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 カゴノキ
樹高 17m(注1)
目通り幹囲 9.4m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 徳島県美馬郡つるぎ町一宇字河内(注2)
〃 3次メッシュコード 5034−60−95
〃 緯度・経度 北緯33度55分06秒
東経134度03分59秒
つるぎ町指定天然記念物(1998年7月3日指定)
撮影年月日 2010年7月31日
注1)環境省の2000年フォローアップ調査による
注2)2005年3月1日、美馬郡内の2町1村が合併して「つるぎ町」誕生。旧行政区は美馬郡一宇村(いちうそん)
国道438号を剣山に向かって南下するとき、河内集落の一つ手前の左カーブの左側にカゴノキへの案内表示が出ている。国道のすぐ近くなのだが、国道からカゴノキは見えにくい。
3本の株立ちで、最大幹は5.2m。上記データは3本分の幹囲を合算したもの。
根元に石地蔵が安置されている。地蔵森の名は、この地蔵によると思われる。
日本史で有名な天明の大飢饉(1783〜87)では、当地にも多くの犠牲者が出た。石地蔵は、犠牲者の冥福を祈るとともに、飢饉の集結を祈って安置されたと言う。(つるぎ町役場地域創造課刊「つるぎ巨樹王国読本」による)
最大幹の傷みが激しいのが気になるが、なかなか印象的なカゴノキである。 |
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