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名称 寺領観音堂のイチョウ
(じりょうかんのんどうのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 27m(注1)
目通り幹囲 8.3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 京都府与謝郡伊根町野村
〃 3次メッシュコード 5335−41−66
〃 緯度・経度 北緯35度43分15.5秒
東経135度12分15.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年5月13日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
寺領の観音堂は、寺領集落から笠山(496m)に向かう林道(?)の途中。コンクリート舗装の道は、走りやすいとは言いがたいが、2輪駆動のセダンでも行けた。
道路のすぐ左に数段の石段が見えた。これが観音堂の入口である。目を凝らすと、奥の方にイチョウの姿が見える。(「少し大きめの画像」参照)
イチョウの周囲はスギの人工林。もうイチョウよりも背が高い。そのため、近くに達するまで、イチョウの姿がまったく見えない。
株立ちのイチョウだが、これだけ密着していると、十分に1本の木だ。陽光を上方に求めたからか、あまり横に出しゃばることなく、そろって上に伸びている。野性と行儀良さが同居している感じ。なかなか良いイチョウである。
ところで、この冬(2012)の豪雪は、丹後地方にも被害を及ぼしたようだ。林内のスギが何本も倒れている。観音堂の庇も壊れた。
幸いイチョウの被害は軽微だったようだ。 |
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