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画像:治郎兵衛のイチイ

画像:治郎兵衛のイチイ(幹と並ぶ)
名称 治郎兵衛のイチイ (じろべいのいちい)
名称の典拠 現地の案内板(読み方も)(注1)
樹種 イチイ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 8.0m(注2)
推定樹齢 伝承1000年(注2)
所在地の地名 岐阜県高山市荘川町惣則(そうのり)前畑(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5436−07−18
 〃 緯度・経度 北緯36度00分49秒
           東経136度58分49秒
国指定天然記念物(1994年1月25日指定)
撮影年月日 2003年8月21日

注1)1998年3月に荘川村・荘川村教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)2005年2月1日、大野郡7町村と吉城郡2町村が高山市に編入合併。旧行政区は大野郡荘川村





 高山から国道158号を西に向かい、軽岡トンネルを過ぎて7kmほど走ると一色口バス停がある。そのあたりで南に折れ、荘川を渡って左折すると、間もなく大イチイの近くに出る。国道に道案内の表示があるので、注意して走っていれば間違うことはない。
 イチイは、鈴木さんの所有物である。鈴木家の墓を背後から守るような格好で立っている。
 案内板によれば、本来はイチイそのものが墓標だったらしい。この地では立木を墓標とする風習があったようだ。鈴木家の屋号が治郎兵衛。治郎兵衛さんのところのお墓の木だから「治郎兵衛のイチイ」。
 旧環境庁が1991年に刊行したいわゆる「緑の国勢調査」でイチイとしては日本一の幹囲とされた。以来、たくさんの人がイチイを見に来るようになった。今では立派な駐車場ができ、小さな売店まである。
 ずいぶん年をとっているのだろうが、樹勢は良い。
 背後の斜面はササユリの群生地である。6月末頃に訪れれば、花が見られたかも知れない。
 
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