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画像:陣屋の二本カヤ_1

画像:陣屋の二本カヤ_2
名称 陣屋の二本カヤ (じんやのにほんかや)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カヤ
樹高 20m/19m(注2)
目通り幹囲 5.2m/4.3m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福島県西白河郡矢吹町中畑
 
〃 3次メッシュコード 5540−62−08
 
〃 緯度・経度 北緯37度10分26.7秒
           東経140度21分08.9秒
福島県指定天然記念物(1971年4月13日指定)
撮影年月日 2005年3月27日

注1)福島県教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 「陣屋の二本カヤ」の名は、ここが旗本松平軍次郎の中畑陣屋跡だからである。
 天保8年(1837)、松平軍次郎康済は、播磨国佐用郡平福村からこの地に所替えとなり、中畑村など7村、計5千石を領した。その支配所として陣屋を新築するにあたり、立派なカヤを切るに忍びず、庭園樹として残したと記録にあるそうである。
 維新後、陣屋の建物は、当地の庄屋岡崎家の流れを汲む家の住宅となり、昭和48年(1973)には、会津若松市の会津武家屋敷に移築復元された。
 玄関前にあったという大カヤは、今も岡崎家の私有物として残されている。(探訪者に一般公開して下さっている。感謝)
 2本はいずれも株立ちで、幹肌が若々しい。樹勢も良さそうである。
 県道44号沿い、中畑郵便局の裏手に立っている。
 
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