ページタイトル:神向寺のスダジイ 当サイトのシンボル

画像:神向寺のスダジイ(幹と並ぶ)

画像:神向寺のスダジイ(根元の様子)

画像:神向寺のスダジイ(手作りのミニ・アスレチック)
名称 神向寺のスダジイ (じんこうじのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 23m(注1)
目通り幹囲 9.7m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 茨城県鹿嶋市神向寺
 〃 3次メッシュコード 5340−75−81
 〃 緯度・経度 北緯35度59分20秒
           東経140度38分35秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年2月12日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による





 鹿島アントラーズの本拠地、県立カシマサッカースタジアムがあるところが神向寺である。スタジアムの南方には鶴駕山千手院神向寺というお寺もちゃんと存在しており、神向寺の地名はこのお寺によるものと思われるが、いまは本家のお寺が少し霞んでしまったかもしれない。
 お寺の神向寺のすぐ東隣に、鹿嶋市立第三幼稚園ができた。(確認したわけでないが、かつてここも神向寺の境内だったのでなかろうか)
 標記のスダジイは、幼稚園の敷地内に立っている。
 訪ねたのは金曜日だったが、もう16時を過ぎている。園児の帰宅時間を過ぎて、お邪魔になることもないだろうと、先生に撮影の許可をお願いした。
 快く承諾して下さり、園長先生らしい聡明そうな女性が現場まで案内して下さった。
 スダジイ巨木は、数本の集合木だと思われる。
 互いに根を絡ませ合い、幹はそれぞれ方向を分け合って伸びている。そのうち1本には大きな空洞が口を開いている。全体として、ここは未知のジャングルの一部のような感じ。
 左下写真は、手作りの小アスレチック遊戯施設。この木は、園児たちの探検の対象でもあるのだ。
 園児が木に登ったり、空洞に入ったりしても、スダジイの健康にそれほど悪影響があるとも思えない。スダジイの方でも、敬して遠ざけられるより、この待遇を喜んでいるのではあるまいか。
 こんな遊び相手がいる園児は幸せである。
 
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