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名称 神光寺の大カヤ (じんこうじのおおかや)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カヤ
樹高 21m(注2)
目通り幹囲 5.6m(注2)
推定樹齢 750年(注3)
所在地の地名 群馬県邑楽郡邑楽町中野
〃 3次メッシュコード 5439−33−17
〃 緯度・経度 北緯36度15分54.6秒
東経139度27分54.5秒
群馬県指定天然記念物(1979年10月2日指定)
撮影年月日 2004年12月19日
注1)1993年10月に群馬県教育委員会と邑楽町教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)現地の案内板による
大カヤの神光寺は、邑楽町役場の北西200m、開かれた平地の開放的な寺である。
神光寺の寺地付近は、鎌倉時代の中野城址。
中野城は、新田氏一族の大島時継の二男景継が建てた中野館に始まる。文永2年(1265)のこととされている。その跡を継いだ景継の子藤内左衛門は、延元3年(1338)、越前国での戦いで、主君新田義貞とともに戦死し、中野城は主を失ってしまった。
その後も戦国時代に富岡氏配下宝田和泉守に使われたこともあったようだが、天正18年(1590)に廃城となり、以後再建されることはなかった。
以上は、大カヤ近くにあった案内板からの要約・抜粋である。
神光寺の開基は上記の藤内左衛門とされている。推定樹齢は、中野館の構築と同時にカヤを植えたと考えてのことであろう。
ならば、大カヤはこれらをすべて具さに眺めてきたことになる。 |
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