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名称 ジャレ杉 (じゃれすぎ)
名称の典拠 「大和の森遊歩道」パンフレット(注1)
樹種 スギ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 11.0m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福岡県糟屋郡篠栗町若杉
〃 3次メッシュコード 5030−34−13
〃 緯度・経度 北緯33度35分47.3秒
東経130度32分17.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年4月4日
注1)篠栗町が刊行(PDFファイルで入手可)
注2)上記パンフレットによる
4月初旬に、「大和の森」の大杉を訪ねた。
前日の雨はすっかり上がり、平野部では日が射していたが、若杉山は濃い霧に包まれていた。最も濃い場所では視界が30m未満。墨絵の世界である。
湿度は100%。カメラのレンズも曇りがち。空気も冷たく感じられるが、登山道まがいの遊歩道を歩いてほてった身体には、それが心地よい。
「大和の森遊歩道」は、全部で5本の大杉を巡る。
そのうち、根元付近の太さで言えば、最大の大杉がこの「ジャレ杉」である。樹齢の上でも、「大和の森」の最長老ではなかろうか。
霧の向こうでよく見えないのだが、もともと多数幹に分かれていたようでもあり、そうでなく、太い中央幹が失われた後の姿のようにも見える。いずれにせよ、その大きなシルエットには圧倒される。
ところで、「ジャレ杉」とは余所で聞かない名だが、いったいどんな意味なのだろう。
上記パンフレットに説明がないのが残念である。 |
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