ページタイトル:蛇沼牧場のプラタナス 当サイトのシンボル

画像:蛇沼牧場のプラタナス(幹と並ぶ)

画像:蛇沼牧場のプラタナス(全景)
名称 蛇沼牧場のプラタナス
    (じゃぬまぼくじょうのぷらたなす)
名称の典拠 なし
樹種 プラタナス(注1)
樹高 34m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 100年(注3)
所在地の地名 岩手県二戸市上斗米字上野
 〃 3次メッシュコード 6041−31−23
 〃 緯度・経度 北緯40度16分19.2秒
           東経141度09分52.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年8月27日

注1)ここでいうプラタナスは属名。小生の乏しい知識では樹種の判別に自信が無いので、属名でご勘弁を
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)明治45年(1912)に植栽された





 半球形の大きな樹冠を誇る、なんとも立派なプラタナスだ。蛇沼牧場のシンボル・ツリーと言っていいだろう。(案内板にはアメリカスズカケノキとあったが、樹皮の様子から判断すると、モミジバスズカケノキではなかろうか。かと言って、自信があるわけではないので、種名は省略させていただく)(※)
 県道32号(一戸田子線)から蛇沼牧場に向かう。(訪問時現在、県道からの分岐点に案内表示があった) 
 周囲に飼育動物の姿が見えなかったので、今もヒツジを飼っているのかどうなのか知らないが、牧場としてのスタートは上野牧羊場だった。
 創始者は江戸末期に生まれた蛇沼政恒という人物。明治維新の時に20歳だったというから、嘉永元年(1848)頃の生まれだろうか。72歳で亡くなったそうなので、当然、このプラタナスを知っていたはずだ。(岩手県公式ウェブサイト中の「にのへ牧羊物語」を参考) 
 政恒翁の知るプラタナスは、まだ幼木だったことだろう。今の立派な姿をご覧になったら、どう思われるだろうか。
 プラタナスは道路のすぐ脇に立っている。
 道の途中から既に姿が見えているので、県道からの分岐点さえ間違わなければ、辿り着くのは容易である。

※その後、私なりに調べた結果、案内板にあるようにアメリカスズカケノキである可能性が高いと思うようになった。(2014年9月11日追記)
 
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