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画像:出ル町のイチョウ(幹と並ぶ)

画像:出ル町のイチョウ(遠景)
名称 出ル町のイチョウ (いずるまちのいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 28m(注2)
目通り幹囲 10.4m(注2)
推定樹齢 800年(注3)
所在地の地名 岩手県二戸郡一戸町出ル町字出ル町
 
〃 3次メッシュコード 6041−21−07
 
〃 緯度・経度 北緯40度10分28.5秒
           東経141度12分37.8秒
一戸町指定天然記念物(1973年2月1日指定)
撮影年月日 2006年7月31日

注1)1993年1月30日に一戸町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記案内板による





 出ル町は馬渕川(まべちがわ)の支流を竜頭川〜二ツ石川と遡った奥。谷間の集落である。
 大イチョウはバスの終点近く、二ツ石川対岸の高台に立っている。葉が黄に染まる季節には、当地のランドマークとなることだろう。
 根元には朱色に塗られた小さな社がある。案内板には、母乳を恵んでくれる神様だとあった。御多分に漏れず、このイチョウにも乳授けの信仰があるようだ。
 立ち上がって間もなく、複数の幹に分かれている。そのうち3本はかなり太い。ただ、肝心の中央幹が地上8mほどで失われているのが惜しい。
 案内板には雌株だとあったが、見上げてみても、また落果を探しても、果実が見あたらない。
 この時期、小さめの青い銀杏の実がついていないのはおかしい。花を見ていないので何とも言えないが、誤記でないとしたら、イチョウに何か異変でも起きたのだろうか。
 
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