ページタイトル:泉神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:泉神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 泉神社のスギ (いずみじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 38m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 滋賀県米原市大清水(注2)
 〃 3次メッシュコード 5336−03−42
 〃 緯度・経度 北緯35度22分30.9秒
           東経136度24分05.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年10月13日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2005年2月14日、坂田郡内の3町が合併して米原市誕生。旧行政区は坂田郡伊吹町





 雨が多く、世界的に見れば流速の速い短い河川しかない日本であるから、ヒトが汚しさえしなければ、もともと清水に欠かない国土である。それだからこそ逆に水の清さを求める気持ちも特別に強いのだろうか。昭和60年(1985)、旧環境庁によって「名水百選」が選定された。水源を守る機運を醸成することはもちろん、強い農薬や垂れ流しの生活排水によって、河川を中心に生物環境が激変したことへの反省や警告の気持ちもあったのかも知れない。
 泉神社の参道入口付近に湧く「泉神社湧水」も「名水百選」の一つだ。
 湧水近くは立入禁止。でも、この水を求める人は多いらしく、給水所が設けられていて、欲しい人は汲んで帰ることが出来る(「保全協力金」300円)。
 昔から有名な湧水らしく、大清水の大字名もこの湧水に因む。神社の名前もそうなのだろう。地元では、日本武尊(やまとたけるのみこと)伝説に登場する「居醒水(いざめのみず)」がこれだという話も伝わっているようだ。(案内板より)(同じ米原市の醒井(さめがい)地区にも同様な伝承あり)
 私が訪ねている間にも、水汲みリピーターらしき方が何組か来られたが、どなたも参道石段上の大杉にはまったく関心を示されなかった。
 すらっと背が高く、元気な大杉なのだが…。
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