ページタイトル:厳島神社のイチイガシ 当サイトのシンボルマーク

画像:厳島神社のイチイガシ(幹と並ぶ) 名称 厳島神社のイチイガシ
    (いつくしまじんじゃのいちいがし)
名称の典拠 なし
樹種 イチイガシ
樹高 30m(注1) 実際はもっと低い
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 鹿児島県出水市上大川内鮎川(宮之元)
 〃 3次メッシュコード 4830−03−86
 〃 緯度・経度 北緯32度04分31.5秒
           東経130度27分02.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月28日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 米ノ津川(こめのつがわ)中流部。大川内(おおかわうち)中学校から国道447号を東へ900mほど走ったところが厳島神社の鎮座する宮之元である。
 厳島神社は国道から50mほど北に離れているのだが、神社と国道の間に低地があって、車窓から鳥居やイチイガシがよく見える。(脇見運転注意)
 イチイガシは、境内平面の前縁、向かって左。石垣の上に立つ。
 出水市指定古木第4号のイチイガシである。隣に立つスギと共に神木とされているようだ。
 朝の7時頃に訪ねた。日は昇っているとは言え、3月の朝はまだ寒い。
 ところが、もう境内を掃き清めていらっしゃる方がいた。宮司さんだろうか。
 イチイガシのまわりをうろうろする私を見て、お茶に誘って下さった。普通は遠慮するのだが、この日は、長い九州旅行の最終日。なんとなくほっとした気持ちも手伝って、ついお言葉に甘えてしまった。(感謝)
 宮司さん(?)のお話では、数年前の台風で大きな枝が3本折れてしまったという。樹木医さんの治療も受けたということで、根元が補修されたのはそのときだろうか。
 私にとって、温かい御接待が心に残ったイチイガシである。このような方々に囲まれて、イチイガシも大切にされていることと思われる。
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