ページタイトル:烏帽子杜三島神社のスギ 当サイトのシンボル

画像:烏帽子之森三島神社のスギ 名称 烏帽子杜三島神社のスギ
    (えぼしもりみしまじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 スギ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 伝承400年(注2)
所在地の地名 愛媛県伊予市中山町栗田(注3)
 〃 3次メッシュコード 5032−36−90
 〃 緯度・経度 北緯33度40分07秒
           東経132度45分32秒
伊予市指定天然記念物(2005年3月1日指定)
撮影年月日 2013年5月17日

注1)天然記念物指定名称は単に「スギ」。それでは他と区別できないので、私のサイトでは、神社名を冠して呼ばせてもらうことにした
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2005年4月1日、伊予市に合併。旧行政区は伊予郡中山町





 伊予市東部、県道223号(中山砥部線)を栗田川の上流に向かって進むと、左手の山裾に、烏帽子杜三島神社の社叢が見えてくる。その中に、ひときわ背が高いスギがある。それがこの大杉だ。
 火災で神社の諸記録を焼失したため、創建年代等は不明だが、鳥居の銘には寛政4年(1792)とあり、手水石には享和2年(1802)奉納とあるそうだ。(愛媛県神社庁の神社紹介ページより)
 伝承では、大杉はそれより前からここに立っていたことになる。多分、神社の歴史も、少なくとも大杉の樹齢に相当する過去まで遡ることが出来そうに思う。
 周囲の様子を見るに、かつての境内は、山裾の傾斜地そのままだったと思われる。近年になって、石垣を築き、水平面にしたようだ。伊予市公式HPの説明では、そのとき、スギの幹が4m埋まったという。
 しかし、それはどうだろうか。左図を見て、とても4mも埋まったようには見えない。
 4mは石垣の位置での話だと思われる。大杉は傾斜地の上部に立っていたのだから、埋没した深さは、せいぜい数十cm程度なのではなかろうか。
 
ボタン:愛媛県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る