ページタイトル:岩屋神社の大公孫樹 当サイトのシンボル

画像:岩屋神社の大公孫樹_1


画像:岩屋神社の大公孫樹_2
 岩屋神社(国重文)
名称 岩屋神社の大公孫樹
    (いわやじんじゃのおおいちょう)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 イチョウ
樹高 33m(注1)
目通り幹囲 9.0m(注1)
推定樹齢 600年〜700年(注2)
所在地の地名 福岡県朝倉郡東峰村宝珠山(注3)
 〃 3次メッシュコード 5030−17−10
 〃 緯度・経度 北緯33度25分57.8秒
           東経130度52分31.5秒
福岡県指定天然記念物(1960年8月16日指定)
撮影年月日 2011年7月30日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)現地の絵入り案内板による(設置者名・設置年月とも不詳だが、合併前の旧宝珠山村役場が設置したのでないかと思われる)
注3)2005年3月28日、朝倉郡内の2村が合併して東峰村(とうほうむら)誕生。旧行政区は朝倉郡宝珠山村





 JR日田彦山線筑前岩屋駅から、直線距離にして北西600mほどのところに岩屋神社がある。
 境内には、権現岩、熊野岩、貝吹岩、烏帽子岩などと名付けられた大岩が散在する。これらの大岩も、イチョウと同時に県天然記念物指定を受けた。また、岩屋神社本殿と境内社である熊野神社の社殿は国重文。なかなか趣きのある神社である。
 山中の神社なのだが、今は、車で神社のすぐ下まで行くことが出来る。
 大イチョウは、主参道の途中。
 案内板によると、江戸時代には、イチョウからカエデ、マキ、ネズミモチなど樹種の異なる木が生え、(特に紅葉の時期には様々な色合いの葉をつけることから)、「七色木」として有名だったようだ。残念ながら、それらの木は次々と失われ、現在はカエデだけが認められる。
 戦国時代末期、豊後の大友宗麟(おおともそうりん)から二度にわたって焼き討ちを受けたことがあるらしい。
 この大イチョウは、焼き討ちに耐えて生き残ったということになっているようだ。(実際はもっとずっと若いように思われるが)
 
ボタン:福岡県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る