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名称 岩屋寺の大杉 (いわやじのおおすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 7.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 愛媛県上浮穴郡久万高原町七鳥(注2)
〃 3次メッシュコード 5032−37−88
〃 緯度・経度 北緯33度39分30秒
東経132度58分55秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年5月18日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2004年8月1日、上浮穴郡(かみうけなぐん)内の1町3村が合併して久万高原町誕生。旧行政区は上浮穴郡美川村
四国88箇所第45番札所は真言宗豊山派海岸山岩屋寺。海岸山の山号を持つが、海から遠く離れた深山の寺である。(境内の石碑によれば、弘法大師が巡錫の砌り、「山高き谷の朝霧海に似て松吹く風を波にたとえむ」と詠んだとか。雲海を前に、梢を渡る風に波の音を聞き、海岸山と名付けたということのようだ)
44番大宝寺からは山越えの遍路道である。岩屋寺には尾根道を下って入ることになる。
今は、大宝寺と反対側にあたる直瀬川の谷に、県道12号(西条久万線)が通っている。単独に参詣するだけなら、ずいぶん楽になった。(それでも坂道や階段をかなり歩かなくてはならないが)
そういう訳で、岩屋寺には山門に相当する門が二つある。山を下ってくる歩き遍路のための門と、谷から上がってくる参詣者のための門である。
標記の大杉は、谷からの参詣道の途中、朱塗りの極楽橋の近くに立っている。参詣道から見た限りでは、境内で最大の巨木のようだ。
急傾斜地に立つため、根元の地面にかなりの高低差がある。環境省が示した測定要項通り、高地側1.3mで測ると、もっと細いように思われる。しかし、参道から見上げたときはこれくらいに見えるだろうか、と7.8mの個体に比定してみたのだが、もしかしたら間違っているかも知れない。 |
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