ページタイトル:岩谷のトチノキ 当サイトのシンボル

画像:岩谷のトチノキ_1

画像:岩谷のトチノキ_2

画像:岩谷のトチノキ_3

画像:岩谷のトチノキ(幹と並ぶ)
名称 岩谷のトチノキ (いわやのとちのき)
名称の典拠 「森の巨人たち百選」(注1)
樹種 トチノキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 7.3m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 福井県南条郡南越前町広野(注3)
 〃 3次メッシュコード 5336−42−12
 〃 緯度・経度 北緯35度40分46秒
           東経136度16分50秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年10月24日

注1)次世代に残すべき国民の財産として、2000年に林野庁が全国の国有林から代表的な巨木100本を選定
注2)福井県自然保護センター「ふくいの巨木」による。なお、この木は環境庁「日本の巨樹・巨木林」にも載っていて、それには幹周1000cmとある。しかし実際はもっと細い。このくらいが妥当な値だろうと思われる
注3)2005年1月1日、南条郡内の2町1村が合併して南越前町誕生。旧行政区は南条郡今庄町





 日曜の朝8時40分。今庄のカツラが立つ道路終点の駐車場から、夜叉ヶ池登山道を歩き始める。天気は曇り。まったくの無風。登山道は、少なくともトチノキまでは一本道。迷う心配はない。
 登山道は、最初にいきなり高度を稼ぐ。あとは、ほぼ水平道といってよいほどの緩やかな登り。訪問時現在、国土地理院の2万5千分の一地形図に描かれている道とは、微妙にルートが違っている。
 山登りに慣れている人にとっては、歩きやすい普通の道だが、谷側は崖になっていて、高所恐怖症の人には、ちょっと怖いかも知れない。訪問しようという際は、十分にご注意を。
 対岸に夜叉滝(下図)が見えるまで、ずっと左岸側を進む。

画像:夜叉ヶ滝

画像:夜叉ヶ池登山道(帰路)
 帰り道

 滝を遠望したあと、少し歩くと、道は小さな橋を渡って右岸側に移る。そして再び左岸側に戻ると、もうトチノキはすぐそこである。歩き始めてからここまで、約35分。
 トチノキの下には、大きな自然木のベンチがある。リュックを下ろして、ひと休み。
 現在、トチノキのところまで小道ができている。ただし、かなり急傾斜の道である。こんなとき、持参したスキー用のストックが役に立つ。
 左上図は、背後から見た姿。小道のおかげで、こんなアングルからも撮れるようになった。
 山は、そろそろ秋の装いを始めたところ。たびたび夜叉ヶ池まで登るという方の話では、黄を主体とした色に染まるそうである。
 トチノキ周辺がもっとも美しくなるのは2〜3週間後だろうか。
 
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